通信制大学での保育士資格の取得

保育士は将来を担う子供たちを預かるたいせつな仕事にあたることから、児童福祉法の規定によって、厚生労働大臣が指定する保育士を養成する学校その他の施設を卒業した者か、毎年行われる保育士試験に合格した者でなければ、その職に就くことができないことになっています。

しかしながら、この試験を受けるにあたっては、短期大学または高等専門学校などを卒業するか、4年制大学で必要な単位数を取得するか、児童福祉施設で一定年限の実務経験を積み上げなければならないというハードルがあるほか、例年の合格率も平均して1割台にとどまる難関となっています。

いっぽう、保育士養成を専門とする大学や短期大学などに入れば無試験で保育士になることが可能ですが、すでに社会人や家庭の主婦という立場になってから再チャレンジを目指す人にとっては、毎日の通学は極めて困難となります。

そこで注目されているのが、通信制大学に開設されている専門課程であり、自宅学習を中心として、自己のペースにあわせて資格取得を目指せるという大きなメリットがあります。

保育士という特殊な資格の取得が目標であるため、通信制大学とはいっても、自宅学習とあわせて、スクーリングとよばれる直接面接による授業や具体的な保育技術を習得するための実習などが別にありますが、基本的には短期間で済むようにカリキュラムが組まれており、十分に通学の時間がとれない人でも安心です。

通信制大学で保育士資格取得を目指すメリットと注意点

厚生労働省の指定する大学・短大などの養成学校を卒業すれば保育士資格の取得が可能ですが、講義を受ける時間をなかなか作れない社会人の方に特にお勧めなのが、通信制大学で資格取得を目指す方法です。

通信制大学で資格取得を目指すメリットは、仕事や子育てなどで忙しい日々の中でも空いた時間を利用して自分のペースで学習できるということです。

通信制大学の保育士の資格取得コースでは、大学で実際に講義を受けるスクーリング、保育士として現場で活躍するためのスキルを身に付ける実習もカリキュラムに組み込まれていますが、基本的にはテキストや教材を利用しての自宅学習やレポート提出がメインとなります。

このため、卒業までモチベーションを持続させるのが大変ですが、いつでも時間が空いたときに学習できるので、毎日コツコツ続けられる方に適しています。

スクーリングでは平日仕事を持つ社会人に配慮し、週末講義や短期集中講義なども行っている大学もあるので、こうしたところを選ぶのもお勧めです。

また、通信制大学の多くは年間の受講料が50万円以下なので資格取得までにかかる学費を低く抑えられるのも大きなメリットといえます。

ただし、保育士の通信制大学の中には卒業後すぐに資格を取得できる指定校と、国家試験を受けて合格しなければいけない普通の大学があるので、事前に資料をよく確認して厚生労働省の指定校になっている通信制大学に通いましょう。

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