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早稲田大学の通信制課程

早稲田大学の通信制は「人間科学部」のみが開設されています。早稲田大学ではこの制度を「eスクール」と呼んでいます。スクーリングの講義以外は、(法律によって、通信制の大学であってもスクーリングによって取得しなければならない単位の下限が定められています。全ての単位をインターネットによる授業で取得することはできないのです)インターネットによって行います。

まず、ネットで講義を受け、そこで与えられたテーマに従って意見をネット上のBBSで述べ、学習支援者のアドバイスを受けた後にレポート・課題を提出して最終的には単位の認定を受ける、という流れになっています。

通信制大学全般に言えることですが、励まし合う友達もいない通信制は、通学生よりも強固な意志が求められます。現に、通信制の課程を卒業できるのは入学者の約6割に過ぎないのです。しかし、卒業証書には「通信制課程」と記されるものの、努力の末に卒業できれば「早稲田大学卒業」という、社会的に高い評価を得ることができる経歴を得ることができます。

また、大学側としても大学のブランドを重視してか、早稲田の通信制は他の大学のものに比べて卒業までのハードルが高く、また学費も高額なものとなっています。

目次

早稲田大学の通信制

早稲田大学は日本でも有名な大学に数えられる大学であり、私学ではトップクラスの評価を受けています。そのような早稲田大学に通信制の課程があるということはあまり知られていません。この様な通信制の講座は数々の大学で開設されていますが、早稲田大学の様にインターネットの活用を特化して本格的な通信制大学を構築している大学の数はまだあまり多くはありません。

早稲田大学の場合にはeスクールという名称で通信制の講座が開講されていますので、その仕組みに沿って勉強を勧めて行けば最短で4年での卒業が可能です。この様な体制が整っている大学というのはまだあまり数が多くないのが現実ですが、早稲田大学は全国に先駆けて導入しており、2003年の開校以降900人以上の卒業生を輩出しています。

この通信制課程は入試がありませんので入るのは簡単ですが、卒業するために必要なレポートの審査が厳しく、卒業するためには相応の努力が必要であるという点が課題になってきます。

通常のスクーリングのある家庭の場合には入試が難しい半面、卒業までは比較的手厚く面倒を見てくれる環境にありますが、通信制ではちょうど逆の環境があると言えます。そのため卒業率は決して高いものではありませんが、努力をすれば乗り越えることが出来ます。

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