通信制大学の卒業率

通信制大学はテキストなどの教材を利用して、自己学習と面接授業によって行われます。

近年は衛星放送やインターネットを使った講義を受けられ、一般の大学と同様の教育を受けることができます。卒業に必要な単位修得は単位修得試験などの審査に合格することで修得することになります。

一方で通信制大学は、通学を行う一般的な大学に比べて入学の門戸が開かれていますが、実際の学習には本人の自己管理が要求されるため卒業まで、その学習意欲が続かないと言われています。そのため、卒業率に関しては一般の大学に比べれば低いといわれています。この傾向は世界的にも共通です。

一般に日本の大学では卒業率は9割程度とかなり高い水準にあるのに対して通信制大学では6割前後となっています。また殆どの通信制大学では5割前後が多いため入学した人の半分は途中で挫折していることになります。

これは自己管理のほかにも経済的な影響も大きく影響しています。

通学制の大学の場合には、1日の殆どを大学で学ぶことに費やしますが、通信制大学の場合には、多くは社会人となり働いて卒業を目指すことになります。このため失業や異動、労働時間が長引いたりすれば、通信制大学の学習を断念する理由になるためです。

通信制大学の卒業率について

さまざまな理由で通信制大学を選ぶ方が多いですが、一般の大学との違いは学生の年齢層にあります。

通信制大学に通う学生の年齢層は10代、20代ばかりではなく、30代以降の割合も多くなります。また、社会人として既に働いている方がキャリアアップのために入学していることもよくあることから、卒業率については単純に一般の大学との比較は難しいと言えます。

特に、社会人学生の場合、会社の都合によって学べないというケースも多く、通信制大学でも一定の単位はスクーリングといって、授業に出席しなければならない大学が多いため、自宅学習は計画的にできても、スクーリングの単位がどうしても取得できないといった理由で退学を余儀なくしてしまう学生もいます。

そのため、たとえ大学が公表している卒業率が他大学よりも低くても、学生の年齢層を考慮して調べなおしてみると、こうした理由で卒業率が下がっていることも考えられます。つまり、入学するあなたが学生が社会人かによって違ってきますので、まずは希望する通信制大学の学生の年齢構成の割合を調べて見ることが大切です。

社会人学生を考慮している大学では、土日に受けられる授業が開講されていたり、インターネット授業がスクーリングの単位として認められる大学もありますので、調べてみてはいかがでしょうか。

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