臨床心理士試験の難易度

臨床心理学の知識・技術で人々の心の病を解決する心の専門家である臨床心理士になるためには、「臨床心理士試験」を受験し、合格しなければなりません。

ただその資格試験を受験するには、まず受験資格を取得する必要があります。その受験資格は、指定大学院を修了した者、臨床心理士養成に関係する専門職大学院を修了した者、臨床に必要である心理臨床経験を2年以上を有する者など限られています。

臨床心理士試験の内容は、筆記試験と口頭試験があり、前者が100問の択一答案試験と論文記述試験、2次試験は1次合格者に対して口頭試験を行います。

受験者数は毎年概算で3,000名前後、合格率は凡そ60%強というのが最近の傾向です。試験内容が厚い割りには合格率は高い方であり難易度は高くはありません。受験資格を設けていることからも受験生のレベルを絞っているので、認定試験的な性格になっているのかも知れません。

過去25年程の歴史の中で通算で25,000人程が合格しています。真面目に勉強し、また経験を経て試験に望めば難しい試験ではありません。

ただ試験が行われるのは毎年1回だけで、受験資格も前述したように要件を満たしている必要があり、また5年に1回更新する制度などがあり、試験以外での難易度が高いと言えます。

臨床心理士になるには大学院に入学しないといけないので難易度は高い

臨床心理士は臨床心理学を基盤に心の諸問題を解決する心理のエキスパートです。民間資格となっており、取得するには日本臨床心理士資格認定協会が行う資格試験を受験し、合格する必要があります。

この試験は年に1回、一次試験と二次試験に分けて行われます。一次試験は筆記試験で、マークシート問題100題(2時間30分)と、一つのテーマについて決められた文字数の中で論述する論文記述試験問題(1時間30分)を1日で行います。二次試験は2名の面接委員による口述面接試験となっています。

受験者数はおおむね2,200人~2,800人の間で推移しており、合格率は60~70%となっています。合格率が高く難易度が低いように見えるかもしれませんが、実は臨床心理士の試験というのは受験資格が非常に厳しいのです。

第1種または第2種の指定大学院、あるいは臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了するか、医師免許取得後心理臨床経験を2年以上有すること、という条件があります。

第2種指定大学院の場合は修了後さらに1年以上の心理臨床経験を有する必要があります。資格試験ではその勉強と経験の成果を問う形になっているため、比較的高い合格率になっているのです。したがって、決して難易度の低い試験ということはできません。

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